出産スタイルを考える

2014.04.22

立ち会い出産や無痛分娩など、自分が希望していても産院によっては対応してもらえなかったり、事前に確認しておかないといけないこともあります。
産婦人科を選ぶ際には「出産スタイル」についても考えておきましょう。

出産スタイルの種類

■立ち会い出産
夫や家族が分娩室に入り、お産に立ち会う出産のこと。
産院によっては、事前に出産や新生児のことを勉強する両親学級などへの参加が必要な場合もあります。

■LDR
陣痛(Labor)、分娩(Delivery)、回復(Recovery)を同室で過ごします。
ベッドを分娩台に変形させて出産に臨めますので、分娩時に移動する必要がありません。

■和痛・無痛分娩
陣痛の痛みを麻酔を使って緩和して出産する方法。
力が入りにくいため、吸引分娩になることもあります。24時間対応可能か確認しておくといいでしょう。

■アクティブバース
妊婦さんが積極的に分娩に取り組み、自分の好きな姿勢やスタイルで出産する方法。
横向きや座位などでのお産も可能です。

■ソフロロジー式
妊娠中からリラックス法などのイメージトレーニングを行うことで不安を解消し、お産を前向きにとらえることができる分娩法。

■ラマーズ方
体の緊張を和らげる弛緩法と、「ヒッヒッフー」を基本とする呼吸法を行うことでお産を乗り越えます。

■水中出産
体温と同じくらいの温水の浴槽や出産用のプールの中でお産をする方法。
妊娠中のトラブルがないことが条件です。

■計画分娩
出産の日にちを薬でコントロールしてお産する方法。
ママにリスクがある場合に、スタッフが揃っている時間帯に行われるのが一般的です。

■自宅出産
助産師に来てもらい自宅で出産する方法。
万が一、出産中にトラブルがあった場合は、提携の産院に搬送されます。

■帝王切開
局所麻酔か前進麻酔かでおなかを切開し、赤ちゃんを取り出す方法。
逆子などのリスクがある場合に適応されます。手術自体は1時間程度で終了します。